2014.2.5 「わたしと太郎」〜岡本太郎をテーマに、しらべ、考え、ポスターづくり

「基礎ゼミナール」(後藤先生)

 2013年度後期社会学科「基礎ゼミナール」(担当:後藤)の11名の学生が、芸術家・岡本太郎について、「わたしと太郎」をテーマとするポスターを作成し、展示しました。

 自分でしらべ、考え、自分でやってみる――そんな「D.I.Y.での学び」の実践として、今回は、岡本太郎の美術作品、思想、ことば、生き方、そして、現代社会やわたしたちへの問いかけなどについて、知り、しらべ、考え、話し合いながら、ポスターをつくりました。そのなかで川崎市「岡本太郎美術館」にも足をはこび、じっさいに<岡本太郎を体感>し、ひとりひとりが向き合ってみました

 学生は、自分がとくに興味や好奇心をもったサブテーマをもとに、小グループに分かれ、ポスターづくりに取り組みました。サブテーマはそれぞれ、❶「芸術に対する考え」(パブリックアートや写真を例に考える)、❷「絵画について」(色づかい、対極主義、”面”のモチーフなどに注目)、❸「ジグザグ太郎 in パリ」(青年時代の、パリ留学の経験について)、❹「幼少期」(母・岡本かの子、父・岡本一平との関係、家族のあり方など)となりました。

      ❶「芸術に対する考え」           ❷「絵画について」

❸「ジグザグ太郎 in パリ」
 
 ❹「幼少期」

 ポスター完成後、全員で協力して全体の展示をおこないました。

 本クラスの授業はまもなくおわりますが、学生たちがこれからも「D.I.Y.での学び」を大切に、充実した大学生活をおくることを願っています。

※岡本太郎美術館に見学のさい、当美術館の学芸員の方に案内や説明していただきました。この場をおかりし、ご協力に感謝申し上げます。

                            (文責:社会学科・後藤吉彦)

★学生紹介(敬称略)
小林さくら・馬場麻理乃・柴田咲奈・柏木真里子・淺井すずか・入山愛・里吉加奈・山村亮平・三浦僚哉・國井匠・鶴田竜司